2011年5月8日日曜日

旧出雲街道に残る古い町並み

出雲街道   

出雲街道は姫路の青山というところから松江城の三の丸まで全長53里、 約210kmあまりの街道です。鉄道が街道から少し外れたこと、山間の街道であったことなどが災いして明治以後はすたれてしまったこところも結構あります。しかし、発達しなかったことが幸いして、古い町並みが結構残っています。

道筋
 山陽道の姫路から分かれて飾西宿、觜崎宿、千本宿、三日月
 宿、佐用宿(ここまで播磨国);因幡街道と分岐、土井宿、勝間田宿、津山宿、
 坪井宿、久世宿、高田(勝山)宿、美甘宿、新庄宿(美作国)、
 板井原宿、根雨宿、二部宿、溝口宿、車尾宿、米子宿(伯耆
 国)、安来宿、出雲郷宿、松江城三の丸(出雲国)まで。

使用目的
 古代たたら鉄を運んだ道。後鳥羽上皇や後醍醐天皇の隠岐の
 島配流の道であり、江戸時代には参勤交代で使われ、庶民の
 出雲大社への参拝の道。



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